お父さん、お母さん、学校の先生などから、叱られてばかりの毎日を経験している人たちの中には、

「自分には何の価値もない」

そんなふうに感じてる人が少なくないようです。

でも、この世の中に「価値のない人」なんかいません。

精神論ではありません。ホントにいないんです。

例えば、いま入院中で仕事も家事も何もできない人。

その方を治療してくれている医師や看護師の方たちがいますね？

その方たちは、患者のために働くことに喜びを感じていると思います。

やがて、治療が終わった時、元気になったその人を見て、大きな喜びを感じるのではないでしょうか？

私のところにカウンセリングに来てる下さる方たち、自分を無価値だとおっしゃることはよくあります。

でも、私にとって、その方たちが何度も来て下さること。

それは大きな喜びです。

ここに来ることに何らかの価値があると感じるから来て下さってると思うからです。

「信頼してくれている」「価値を認めてもらえている」

私は、そうそう思うわけです。

ですから、ここへ来て下さる方たち、全員が私にとって大切な方たちであり、価値のある方たちなんです。

このように考えていくと、ホントに価値のない人なんかこの世にはひとりもいないという結論になるんですよ