「ありのまま」のススメ
- 2025/03/26
著名なカウンセラー古宮昇さんの本に「ありのままの人の前では、相手もありのままでいられる。それは、そばにいてラクだということ。だから良好な人間関係を作ることができる」と書いてありました。これを私流に解釈すると、ありのままでいられないということは「作っている」ということ。つまり気を使い過ぎている。周りの人の顔色ばかり伺っている。すると微妙な緊張感のようなものが、相手に伝わってしまいます。また、警戒心が強かったり、粗相があってはいけないとか考えることが多く、自己開示が苦手。だから、自分のことを話すのは苦手。それは、相手からすると「こころに壁がある。警戒されてる」と感じられてしまいます。この状態で良い人間関係を作ることは難しいです。ウチへやってきて「人間関係がうまくいかない」と訴える人は、たいていこのパターンです。.「ありのまま」が苦手な人には、それなりの理由があり、わかっていても、できないでいます。というか、それが悩みだったりする。だから、改善するのは簡単ではないと感じています。